Sleep and immune system

睡眠と免疫の関係性

私たちには「免疫」というからだを守るはたらきがあります。免疫は体内に侵入してくる細菌やウイルスを外に出したり、体内に抗体(※)をつくってからだをバリアしています。睡眠不足だと、この免疫のパワーが低下し、体調を崩したり病気にかかりやすくなるのです。例えば睡眠時間5時間未満の人は、7時間以上寝ている人より2.5倍も風邪をひきやすくなるといわれています。また、インフルエンザは予防接種をしていても、十分睡眠をとっている人とそうでない人とを比べると、抗体の量に2倍の差が出るともいわれています。
健康のために睡眠を見直して、ウイルスに負けないからだをつくりましょう。

  • 抗体とは、細菌やウイルスなどの侵入に抵抗して体を守るために、体内でつくられるタンパク質のこと。